イオンリテールnews|旗艦店イオン天王町SC(横浜市)10/18オープン
イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は10月18日(火)、横浜市保土ケ谷区に「イオン天王町ショッピングセンター」をグランドオープン(GO)する。核店舗「イオンスタイル天王町」と42の専門店で構成するショッピングセンター(SC)だ。
この店は1977年に「ニチイ天王町店ショッピングデパート」としてオープンした。その後、1992年に「天王町サティ」、2011年には「イオン天王町店」に屋号を変え約43年間営業してきた。今回、その物件をスクラップ&ビルドして、イオンリテールの最新フォーマットを結集させる。
SCが立地する横浜市保土ケ谷区は、横浜市のほぼ中心に位置している。SC最寄りの「星川駅」と「天王町駅」は、横浜駅まで約5分と横浜都心に近い人気の居住エリアで、3km圏内に約18万6000世帯、約35万人が居住する。20~50歳代の構成が高く1km圏内に小学校が10校あるなど、近隣には若年のファミリーが多い。SCの隣接地では、開発道路の新設や大型マンションの建設を一体開発として進められていて、今後も人口増が見込まれる。
SCコンセプトは、「生活者起点で地域とつながる普段使いの体験拠点」。核店舗「イオンスタイル天王町」は地域で唯一のワンストップショッピングを提供する “体験型ライフスタイル店舗”としてオープンさせる。また全館の建て替えによって、顧客や従業員の「声」を反映し、生鮮食品の展開強化やカフェ・フードコートなどを導入して、利便性だけでなく居心地の良い空間を提供していく。
また最新フォーマットでは、イオンリテールのスポーツ衣料ブランド「スポージアム」とマシンジム「3FIT」、グループで靴販売を担う(株)ジーフットが展開するスポーツ・アウトドアシューズの3要素が連携した売場を全国で初めて展開する。
イオンスタイル天王町は1階が「フード & ウエルネスフロア」。生鮮食品や冷凍食品売場をはじめとする地域最大級の食品フロアと「イオンリカー」や食のセレクトショップ「カフェランテ」、レストラン、カフェ、毎日の美と健康づくりをサポートする「グラムビューティーク」など、食品や日用品など生活必需品をワンストップで提供する。
2階は「ライフスタイルファッション&カルチャーフロア」。トップバリュの「ホームコーディ」をはじめとする、普段使いのおしゃれを提案するライフスタイルファッションと、書店やペット用品などの専門店を展開する。
3階は「キッズ&ファミリー&スポーツフロア」。地域一番のキッズゾーンとフードコートを備えた大規模なファミリーゾーンと、カジュアルファッション、ライフスタイルスポーツゾーンなど、働く子育て世代の日常から非日常までを支えるフロア構成だ。
また「カフェ&レストラン」「フードコート」といった飲食コーナーや、物販テナントでは和・洋それぞれのスイーツ専門店や「無印良品」「ユニクロ」といった大型ショップ、ライフスタイル雑貨として「LAKOLE」「ブルーブルーエ」などを誘致した。また、ペット用品の「PETEMO」、キャンプ用品の「CAMP DEPOT」「未来屋書店」など趣味を応援するテナントや、3階のクリニックエリアでは、内視鏡検査をはじめ、未病ケアや疾病予防をサポートするクリニックが入る。
サービス面ではOMO(オンラインとオフラインを融合する取り組み)を推進するためにネットと実店舗の垣根を感じることなく注文・受け取りができる仕組みを提供していく。「おうちでイオン イオンネットスーパー」は10月25日から展開する。「ピックアップ!」サービスでは、車に乗ったまま受け取る、あるいは店内専用カウンターや店内に設置されているロッカーで受け取る方法を用意する。宅配サービス「イオンの即日便」や旧店時代に展開していた移動販売を継続実施(2023年4月開始予定)するなど、顧客の利便性を考慮したさまざまなサポートを用意する。
■イオン天王町ショッピングセンター
核店舗/イオンスタイル天王町
所在地/神奈川県横浜市保土ケ谷区川辺町3-5
責任者/イオン天王町ショッピングセンターゼネラルマネージャー櫻井徳文(さくらいのりふみ)、イオンスタイル天王町店長中野公現(なかのこうげん)
開店日/2022年10月18日(火)
売場面積/約2万0185㎡(6106坪)
〈直営売場/約1万1385㎡(3444坪)、専門店/約8800㎡(2662坪)〉
建物構造/鉄骨造地上3階・地下1階建(屋上・地下駐車場)
駐車台数/約520台(屋上約290台・地下約230台)
駐輪台数/約350台
専門店数/42店舗
営業時間/イオンスタイル天王町食品8:00~22:30、衣料・暮らしの品9:00~22:00、イオン薬局(調剤薬局)9:00~21:00、専門店10:00~21:00
休業日/年中無休