三井不動産news|2023年ららぽーと台湾初出店/ロピア海外1号店もオープン

三井不動産(株)(東京都中央区、菰田正信社長)は、台湾において初出店となるららぽーと「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」を2023年春にグランドオープンすることを発表した。

施設全体のグランドオープンに先駆け、南館(約40店舗)は2023年1月17日にプレオープンする。開発は三井不動産の100%子会社である現地法人が100%出資、設立したプロジェクト会社「三中東区啦啦寶都股份有限公司」を通じて行われる。

施設が出店する台中市は、年間4500万人を超える観光客が訪れる。立地は在来線台湾鉄道「台中」駅から徒歩約6分の市街地エリアにあり、5㎞圏内に約100万人、自動車で30分圏内には約220万人が居住する肥沃な商圏人口を有する。

施設は大型専門店が入店する南館、中・小型店を集結させた北館の2棟で構成される。合わせて約300店舗のテナント規模となる。

台湾内外のファッションブランド、日系ブランドを含む台中未進出店やご当地グルメなどを揃えた2つのフードコートを含む飲食店、スーパーマーケットなどデイリー性の高い店舗等を揃える。ファッションでは「ユニクロ」「ジーユー」の2ブランド共同のグローバル大型店舗、その他、ニトリ、無印良品、アカチャンホンポ(初出店)などの日系チェーンが出店する。

スーパーマーケットでは海外初出店となる「ロピア」の出店が予定されている。ロピアでは自社生産の加工肉やプライベートブランド商品などを品揃えするほか、生鮮食材を使ったイートイン型の飲食業態「肉処 肉源」「日本橋 魚萬」を展開する予定。

また、ロピアが日本で展開している人気の完全予約制の肉割烹「黒泉」も出店する。

その他、施設にはサービスやエンタ―テインメント機能を充実させることで、台中の消費者ニーズに応える時間消費型商業施設を目指す。

三井不動産は台湾に3カ所のアウトレットパークを展開している。ららぽーとは台中を皮切りに2026年にかけて3カ所をオープンする予定。

■三井ショッピングパーク ららぽーと台中
所在地/台中市東区進德路700號(南館)※北館は未定
敷地面積/約4万3000㎡
延床面積/北館:約14万8000㎡、南館:約5万㎡、合計約19万8000㎡
店舗面積/北館:約4万7000㎡、南館:約2万1000㎡、合計約6万8000㎡
建物構造/北館:地下1階、地上7階(店舗1~5階)、南館:地下1階、地上4階(店舗 地下1階~3階)
店舗数/北館:約260店舗、南館:約40店舗、合計約300店舗

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