良品計画news|世界最大店舗「無印良品 イオンモール橿原」3/1オープン
(株)良品計画(東京都文京区、清水智社長)は3月1日(土)、世界最大となる大型店「無印良品 イオンモール橿原」をオープンする。イオンモール(株)が大規模増床工事を進める、奈良県橿原市の複合商業施設「イオンモール 橿原」の新規増床エリアへの出店だ。
売場面積は2484坪で、2024年11月4日(月)に閉店をした「無印良品 イオンモール橿原」の約10倍となる予定だ。担当する京都奈良事業部では地域生産者や事業者とのさまざまな交流を通じて、商品・サービスの開発や、店舗づくりを進めていて、広大な空間を活かた4つの仕掛けを施す。
第1は空間づくり。奈良県だけでなく近畿圏広域の地域の生活者との交流の場として、入口にはマルシェや蚤の市など多目的に使用できるピロティを設ける。また、店内中央には天窓から差し込む光の下に奈良県産の吉野杉でできた心地よい空間をつくり、こどもや家族、大切な方とリラックスして過ごせる集いの場を設置する。
第2は、世界最大の売場面積となる広い店内では、無印良品の衣食住の幅広い商品を暮らしのシーンごとに分けて9つのゾーンで展開する。店舗全体を一つのカタログのように体感してもらい、あらためて無印良品の商品を発見してもらえるような売場づくりを企画する。
第3は無印良品店舗では、衣料品を中心とした繊維製品やプラスチック収納用品(PP・PE)、スキンケア用品等のペットボトル容器(PET)の回収およびリユース・リサイクル活動を行ってきた。イオンモール橿原店では、無印良品製品の回収対象をさらに家具・生活雑貨・服飾雑貨にまで広げ、無印良品初の取り組みとしてリユース商品の販売対象を拡大して展開する。店内併設のリペア工房では、日本や世界の古家具を修理・メンテナンスし販売するなど、資源循環型の新たな拠点として挑戦していく。
第4は、初となる試みの一つとして、書店と飲食店を融合したブックカフェ「本と喫茶」を売場に併設する。良品計画が運営する「Café&Meal MUJI」と日本出版販売(株)運営の書店だ。約10万冊の新刊、話題書、定番書をラインアップする。店内には企画コーナーを常設し、地域の皆様が集まって楽しめるきっかけを提供していく。読書とともに飲食を楽しむことができ、購入前の書籍もゆっくりと試読することもできる。
■無印良品 イオンモール橿原
所在地/奈良県橿原市新堂町189番-1外(仮)
売場面積/8201㎡(2484坪)
オープン予定日/2025年3月1日