ウエルシアnews|調剤1949店にAI音声薬歴システムを導入

ウエルシア薬局(株)(東京都千代田区、田中純一社長)は調剤業務を行う 1949 店に、患者との対話を録音し、AI により自動的に薬剤服用歴を記録するシステムを導入した。

AI 音声薬歴システムの活用では、昨年の9月から、段階的に関東8店舗、西日本10店舗、東海地域9店舗の計27店舗において先行して導入し、本格的な導入に向けた試験運用を行ってきた。ウエルシア薬局は、店舗業務における DX化を推進していて、今回の導入により、薬歴業務にかかる時間短縮を図る。

一方、患者へ対面で行う服薬指導のコミュニケーションにより丁寧に時間をかけて行うことで接遇サービスの質の向上に努める。システムは(株)カケハシが提供するAIアシスタント 音声薬歴生成機能を採用した。

従来、来店した患者との対話や薬剤師の発言した指導の内容は、担当した薬剤師が記憶に基づき専用の端末にあらかじめ設定されている薬歴のパターン等を参考に、実際に指導した内容に沿って入力するか、薬剤師が服用指導後にマイクを通じて音声入力を行い、その音声をテキスト化する仕組みを利用して作成していた。今回の AI 音声薬歴システムの導入により、患者さまとの対話を、調剤カウンターに設置された集音マイクで録音し、AI により即時に自動で薬歴として記録することができるようになった。

作成された薬歴は、SOAP(「Subject(主観的情報)」、「Object(客観的情報)」、「Assessment(評価)」、「Plan(計画)」)形式で構成され、薬歴の下書き作成をサポートする。

試験導入を行った店舗の薬剤師からは、「音声記録が残るため、過去に行った服薬指導の内容も確認でき、より正確な情報に基づき、ていねいな説明ができる」、「患者の話を、ゆとりをもって長い時間おうかがいすることができる」という好意的な感想が聞かれた。

また、試験導入を行った店舗では、一回の薬歴記載時間が平均で50秒短縮される効果もあり、患者への接遇を中心としたワークスタイルへの変革を確認できたことから多店舗での導入となった。

関連カテゴリー

システム 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧