オリジン東秀news|量り売りを208店舗に拡大/創業者安澤氏の思想を再評価

弁当・惣菜専門店「キッチンオリジン」「オリジン弁当」を展開するイオングループのオリジン東秀(株)(東京都調布市、後藤雅之社長)は8月10日(月)から、弁当・惣菜専門店「キッチンオリジン」における量り売り販売を首都圏、近畿圏の208店舗に拡充している。

対象商品は若鶏の唐揚げ、とり天、ひとくちイカフライなど人気商品6アイテムで100g当たり本体218円となる。同社が32年前に提案した「必要な分だけ選んで買う」「少しだけ食べたい」「必要な分だけ購入したい」が、近年になり、改めてその価値が見直されていることを受けての取り組み。

同社の創業者である故安澤英雄氏はアメリカ視察を通じて、顧客が好きな商品を自由に選び、必要な分だけ購入できる販売スタイルに着目した。この考え方は「量り売り」としてオリジンの成長を支えてきた。

近年は物価高に加え、単身世代の増加や中食需要の拡大を背景に、「少しだけ食べたい」「必要な分だけ買いたい」「食べ切れる量だけ購入したい」というニーズが高まっている。イオングループ内では、単品販売を強化した商品カテゴリーで販売が大幅伸長するなど購入単位の多様化が進んでいる。

オリジン東秀では、2025年11月から一部店舗で人気メニューを1個から自由に選べる量り売りを順次展開してきた。

その結果、量り売り対象商品の売上げは前年比約3割増となり、「あと一品だけ欲しい時に便利」「好きな商品を好きな分だけ選べる」といった反響があったことから、量り売り実施店舗の拡大となった。

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