マレーシア最大級「イオンモール」が7月19日オープン。加速させる「アジアシフト」！

今週土曜、7月19日にマレーシア・ペナン州に ｢イオンモール ブキット メルタジャム｣(「AEON MALL Bukit Mertajam」)がオープンする。
マレーシア国内で23施設目となる地域では最大級のショッピングモール。
開発はAAEON CO. (M) BHD.（イオンマレーシア)。

出店するセブラン・ブライ郡はペナン島とマレーシア半島のとをつなぐペナンの大橋、ペナン第2大橋の中間に位置し、交通の要所として経済発展を支えるハブエリア。その中心地から15分ほどのアクセスに恵まれた立地への出店で、車で15分の圏内には5万世帯20万人が居住する。

地上３階建て、商業施設面積約4万5000㎡のモールは、ハイパーマーケット（GMS)の「イオン ブキット メルタジャム店」を核店舗にして172店舗の専門店、フードコートやレストラン、図書館、映画館や遊園地などで構成される。駐車台数は1800台。

1階は「インターナショナルファッション＆グルメ」のフロア。レディｽ＆ファミリーのファッションと食品・物販専門店、レストランなど。ユニクロも出店。

2階は「ヤングファッション＆ビューティー＆ホームファニシング｣のフロア。
ヤングファッションを中心に、デジタル家電や 雑貨を展開。とくにビューティーゾーンには、フェイシャル「NewYork Skin Solution」、ヘア ケア「Yun Num」、ネイル「Nail Shadow」など9店舗を配置してサービス分野を強化。

3階 フロアは「キッズ・ファミリー＆フードアベニュー」。
イオンファンタジーが展開するキッズアミューズメントの「モーリーファンタジー」「キッズーナ」に加え、地域最大級の19のフードコート、イオンマレーシア初出店の韓国 ビュッフェレストラン「Ocean Green Korean BBQ」などカジュアル レストラン７店舗を併設する。
地域初となる「DAISO」が出店。

4階は映画館を本年末にオープンさせる予定。

核店舗の「イオン ブキット メルタジャム」店は、1階が食品、2階がレディス・メンズのファッション、3階にキッズ&ベビー、家庭用品、家電、インテリアなどのホーム関連。

【ショッピングモールの概要】
Ｓ Ｃ 名 称： AEON MALL Bukit Mertajam (イオンモール ブッキット メルタジャム）
核 店 舗： AEON BukitMertajam Store(イオン ブキット メルタジャム店）
所 在 地： Jalan Rozhan,Alama,Pulau Piang,Malaysia
建 物 構 造： 地上３階 （屋上は駐車場）
電 話： ＋６０４－５３０－７１６５
開 店 日： 2014年7月19日(土)
営 業 時 間： 日～木 １０：００－２２：００、金～土１０：００－２２：３０
休 日： 年中無休
敷 地 面 積： 約７万8000㎡
商業施設面積： 約4万5000㎡
　　　（うちイオン）売場面積 　約万4700㎡
　　　　　　　　　　　　後方面積　 約 2600㎡
　　　　　　　　　　　　合 計　　 約1万7300㎡
駐 車 場： 1800台
モールＭｇｒ： Kamarul Zaman Jaafar (カマルル ザマン ジャーファ）
イオン店長： Hanim Hj. Abu Samah (ハニム ハジ アブドラ サマー)
従 業 員 数：450名 Ｓ Ｃ

イオンマレーシアは1984年に設立され、7月19日には、GMS28店、スーパーマーケット3店、22のSCを展開する総合小売業。今後、同社ではモール型SCの名称をイオンモールに統一し、ブランド認知度を高めていく方針。

■イオンのアセアンにおける事業展開店舗数

 ＊SM＝スーパーマーケット、HP＝ハイパーマーケット

イオンの中期経営計画で掲げられた4つのシフト「アジア」「大都市」「シニア」「デジタル」。なかでもアセアン・中国を核にした「アジアシフト」は成長をけん引するエンジン。タイやマレーシアでドミナント展開をする一方、ベトナムに新規出店したSC「イオン タンフーセラドン店」も好調。またミャンマーでクレジット事業を本格的に開始している。

第1四半期決算では、アセアン事業は1月から3月の3カ月間で、営業収益 502 億 5700万円（対前年同四半期比 116.5％）、営業利益 9 億 6400万円（同 60.8％）。 出店投資が増えている分、営業利益はマイナスだが、業容は確実に拡大している。

検索キーワード　：　イオン　　アジアシフト　　アセアン　　マレーシア