スタバ国内1000店 新フォーマット積極出店
スターバックス コーヒー ジャパンの日本国内店舗数が、
年内に1000店に達する見通しだ。
来日したアメリカ本社のハワード・シュルツCEOが10日、
記者会見で明らかにした。
1000店達成は北アメリカ以外では初めてのことだが、
どんなチェーンストアも、
1000店を超えると、飛躍的にご利益が増える。
大いに期待できる。
13日に行われた決算発表説明会では、
新たな成長のために、新しいフォーマットが紹介された。
まず、ドライブスルー店舗を積極的に出店する。
さらにテイクアウトをメインとした店舗の展開が明らかにされた。
これは低投資で、収益を確保し、
早期の投資回収を可能とする。
つまりは限りなく小売業に近づくという方針。
外食と中食、内食の融合は、
イタリアやアメリカで大評判のイータリーが先鞭をつけたが、
スタバまで、このマージナル領域を視野に入れ始めた。
また、『月刊商人舎』5月号で特集したFSPにも注力する。
フリークエント・ショッパーズ・プログラムと、
カスタマー・リレーションシップ・マネジメント。
具体的には、スマートフォンを活用して、顧客接点を拡大する方針だ。
セブン-イレブンは、
マシンによる挽きたてコーヒーを展開し始めて、
好調だ。
こうしてますます、
小売産業と外食産業の境目がなくなっていく。