髙島屋news|京都髙島屋に3/7「スーツオーダー サロン」開設

(株)髙島屋(大阪市中央区、木本茂社長)は、3月7日(水)、京都髙島屋4階にオーダーサロン「タカシマヤ スタイルオーダー サロン」をオープンする。ターゲットは30代から50代のビジネスマンで、コンセプトは「サイズのためのオーダーから、個性を楽しむオーダーへ」。

髙島屋は今日、ファッションのトレンドが生まれにくくなったと考える。「いかに洋服を自分らしく着こなすか」に関心が高まっているとして、スーツ市場におけるオーダースーツの存在感の増加をとらえる。そこで、既製服に慣れ親しんだ現役世代が、手軽に高感度な商品を自分好みにカスタマイズできる、新感覚のショップを立ち上げた。

ショップ展開のポイントは4つある。
第1に、数々のメンズファッション誌に携わってきたファッションディレクターの干場義雅氏に売場監修を依頼した。商品デザインや、店内装飾、販促活動など、干場氏の想いが詰まったこだわりのサロンとなっている。

第2に、高品質な商品をお手頃価格で提供する。今回は、生地の製織からスーツの縫製までを国内で一貫して手掛ける強力なパートナーと直接手を結ぶ。それによって、中間流通を排除し、クオリティの高さとバリュープライスを両立させた。とくに、独自ルートで仕入れた生地は、季節ごとの限定商材として数量限定で用意する。宝探しのような感覚で生地を選べる。

第3に、雑貨アイテムも含めた「オーダー&トータルコーディネート」を提案する。基本となる3 つのスタイルのスーツを提案するだけでなく、それぞれのスタイルにコーディネートが可能なシャツ、ネクタイ、靴、鞄などの雑貨アイテムも用意する。それらがすべてオーダーできる。スーツのデザインやディテールに合わせて、シャツの襟やカフス、ネクタイの幅やシルエットなど細部までこだわったコーディネートをコンサルティングする。

第4に、従来のオーダーサロンにはない「見せる」売場づくりをした。今までのオーダースーツ売場は、生地見本ばかりが店頭に並んでいた。しかし、今回提案する髙島屋京都店のサロンでは、それぞれのスタイルに合った服地で作成した製品見本が並び、実際に着用して、完成後をイメージすることができる。

取り扱うスーツは、001型(ネオクラシコ)、002型(クラシコ)、003型(ブリティッシュ)の3つのスタイルで、生地は約400種類から選べる。そして、全て、身幅・着丈・袖丈などの調整、釦・裏地(一部有料オプション)の選択が可能である。

価格は税込で5万2920円~9万6120円。できあがるまでに約4週間かかる。

シャツは、約150種類の生地から選べる。襟、カフス、フロント・バックスタイル等のデザイン選択が可能で、サイズはゲージを着比べながら自分の体型に最も近いものを選ぶ。価格は税込で9720円から。これもできあがるまでに約4週間かかる。

ネクタイは、スーツのデザインや顧客の身長に合わせて「ネクタイ全長」、「大剣幅」、「シルエット」の選択が可能。生地展開は約50種類。価格は税込で1万800円から。これもできあがるまでに約4週間かかる。

靴は、ベーシックなデザインから、人気のモンクストラップまで4型を用意。税込で4万1040円から。そのうち、2型は、シューズデザイナー坪内浩氏と干場義雅氏のコラボレートブランドである「WH(ダブルエイチ)」から選んでオーダーできる。これは税込で6万480円から。できあがるまでに約3カ月かかる。

鞄は、干場義雅氏がクリエイティブディレクターを務める「ペッレ モルビダ」の3つのデザインから選ぶ。ハンドル部分、ボディ、底部分の3つのパーツをそれぞれ2種類15色の革から選んでオーダーできる。税込で6万3720円から。これもできあがるまでに約3カ月かかる。

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