ファミマnews|福島県内サンクスの「ファミリーマート」転換を2月完了

(株)ファミリーマート(東京都豊島区、澤田貴司社長)は、2018年2月末に、福島県内の「サンクス」店舗の営業を終了した。

同社は、2016年9月より、「サークルK」「サンクス」から「ファミリーマート」へのブランド転換を進めている。2018年2月末までで、全国の約3500店が完了した。

福島県では、2016年12月に県内ブランド転換1号店を開店し、1年3カ月をかけて完了した。都道府県単位での転換終了は、初の事例だ。なお、福島県内にもともと「サークルK」店舗はない。

ブランド転換をした店舗では、マルチメディア端末「Famiポート」の設置や、イートインスペースの導入など、ファミリーマートの標準機能を取り入れている。転換後は1日当たりの売上高と客数は、平均で約10%伸長している。とくにサンドイッチやパスタなどの中食商品や、ファミチキや挽きたてコーヒー「FAMIMA CAFÉ」に代表されるファストフーズが伸長している。

ファミリーマートでは店舗のブランド転換に合わせて、協業パートナーを含めたサプライチェーン全体の構造改革も進めている。商品の統合は2017年2月末、物流拠点の統合は2017年6月末に完了した。

商品統合では、ファミリーマートの看板商品「ファミチキ」、「FAMIMA CAFÉ」のフラッペシリーズを導入する一方で、サークルK・サンクスの「濃厚焼きチーズタルト」、「焼きとり」シリーズの販売も継続している。物流拠点の統合では、効率的な配送による物流コストの削減やトラック台数の削減などで、排出CO2を年間で約20%削減させている。

検索ワード:ファミリーマート ブランド転換 サークルK サンクス 福島県内

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