エムアイフードスタイルnews|万城食品と連携/売場改革プロジェクト開始

(株)三越伊勢丹ホールディングスのグループ会社(株)エムアイフードスタイル(東京都新宿区、遠藤久社長)は5月30日(木)、(株)万城食品と連携して、スーパーマーケットの生鮮売場の活性化を目的とした売場改革プロジェクトを開始する。

エムアイフードスタイルは、クイーンズ伊勢丹、クイーンズ伊勢丹グランデ、クイーンズアイなど17店舗のスーパーマーケットを運営する。万城食品は、わさび製品を中心に香辛料・調味料を開発・製造する企業だ。

プロジェクトでは、エムアイフードスタイルが運営するスーパーマーケットの生鮮売場に「EASY COOKING」を新設して、オンパック調味料とレシピをセットにしたメニュー提案型の商品を展開する。

まず第1弾として、畜産売場でプロジェクトを開始する。分量を測った精肉と使い切りのオンパック調味料をセットで販売して、パックに旬の野菜や青果を組み合わせたメニューレシピのQRコードを記載する。

日本最大級のレシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」とタイアップする。DELISH KITCHENアプリ内の視聴ログやお気に入り率など膨大なデータから人気傾向を分析して、万城食品のたれでおいしく仕上がるレシピを考案した。

商品は、カリカリ豚バラと豆苗のゴマだれ和え(香ごま醤油たれ)、鶏肉とじゃがいもの照り煮(香ごま醤油たれ)、豚ニラもやしのスタミナ春巻き(こく旨醤油たれ)、豚バラとキャベツのレモンバター蒸し(こく旨醤油たれ)で、4品とも小売希望価格各税別398円。

また、商品パッケージに貼付したQRコードを読み取ることで、実際の調理工程を「DELISH KITCHEN」のレシピ動画から確認できる。リアルな売場「EASY COOKING」とオンラインメディア「DELISH KITCHEN」との相互送客を図る。

今後は毎週1種類ずつ、毎月計4種類の商品を提供して、畜産売場以外も含めた売場全体に展開していく。肉や魚などメインとなる生鮮食材を起点に、メニューに必要な旬の食材を求めて、売場の垣根を越えた改革を目指す。

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