ローソンnews|都内ナチュラルローソン2店舗で洗剤の量り売り実験開始

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は8月26日(水)に、ナチュラルローソンの直営「芝浦海岸通店」「神宮外苑西店」の2店舗で、洗剤の量り売りの実験を開始する。ナチュラルローソンを利用するお客は、地球環境保全への意識が高い。量り売りを始めとするリデュースの取り組みにも関心が高いと見て、都市部2店舗で実証実験する。

量り売りするのは、ニュージーランドのナチュラルデイリーケアブランド「ecostore(エコストア)」の食器用洗剤(100g本体価格70円、以下同)、洗濯用洗剤(80円)、デリケート用洗剤(90円)、柔軟剤(110円)の4種類。


店内に設置した什器の商品タンクから、お客は什器上部に設置されている専用の秤で必要な量・価格を確認しながら商品を充填し、充填後に発行されるシールを容器に貼りレジで会計するというセルフ方式だ。マイボトルを持参していない人向けに、無料の容器を3種類用意する。洗剤は香りなど好みがある商材のため、少量のお試し購入ニーズにも対応している。

これにより既製品の容器に使用されていたプラスチックの削減を図る。

9月には病院内のナチュラルローソン店舗への導入も予定している。将来的には店舗数やカテゴリーの拡大も検討していく。

ナチュラルローソンでは、2019年10月から人にも環境にもやさしい原料を使用しているエコストアの洗剤を販売している。主な購買層は20代から40代の女性で、女性比率が約8割を占めている(Pontaカード会員データによる)。また、新型コロナウイルス感染症から在宅時間増加の影響で洗濯頻度が増え、ナチュラルローソンにおける7月度の洗剤カテゴリーの売上高は前年比で2割以上伸長している。

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