西友news|10/27都内4店舗で「誰かのためのお買い物」プロジェクト開始

合同会社西友(東京都北区、リオネル・デスクリー社長兼CEO)は、日本初のフードバンクであるセカンドハーベスト・ジャパン(東京都台東区、マクジルトン・チャールズCEO、以下2HJ )と協働で、10月27日(火)から食品寄付を呼びかける「誰かのためのお買い物」プロジェクトを、東京都内の国領店、府中四谷店、高野台店、富士見ヶ丘店の4店舗で開始する。

西友は2009年からフードバンクおよびフードドライブ活動を通じて、2HJを支援してきた。社内規定に基づいて賞味・消費期限到来前に廃棄処分としている食品をできる限り有効活用するため、自社サプライチェーンを通じて関東地方の西友約140店舗から集約して2HJに提供している。

「フードバンク」とは、主に企業や個人から寄付される余剰食品を引き取り、食の支援を必要としている人のもとへ届ける活動および団体を指す。 「フードドライブ」とは、主に家庭から余剰食品を収集し、地域の福祉団体や、フードバンクへなどへ寄付する活動を指す。

コロナ禍においては、人との接触や物理的なつながりが少なくなるなかで、生活困窮者への支援ニーズは今まで以上に高まっている。西友では、従来のフードバンクやフードドライブ活動にとどまらず、経済的困難を抱える子育て家庭や生活困窮者への緊急食品支援も実施している。

今回開始する「誰かのためのお買い物」プロジェクトは、新たに購入した食品を寄付してもらう活動だ。「こんな時だからこそ、誰かの役にたちたい」という思いをもつ顧客に、西友で買った商品を、このプロジェクト専用の寄付ボックスに入れてもらう。

寄付可能な商品は、実施している4店舗で購入した米、パスタ、缶詰、インスタント・レトルト食品、調味料、飲料などの常温加工食品。西友はこれら寄付された食品を集約し、2HJに提供する。2HJはそれを福祉施設や生活困窮者へ無償で再配布する。


「誰かのためのお買い物」専用寄付ボックス

西友は、西友従業員も参加するこのプロジェクトにおいて、顧客および従業員からの寄付合計額に対し、同額のマッチング寄付を行う。

セカンドハーベスト・ジャパンは、日本で初めてのフードバンク。まだ賞味期限があるにも関わらず、さまざまな理由で売ることのできない食品を集めて、必要な人々に提供している。「すべての人に、食べ物を」をモットーに、フードセーフティネットの構築を目指す。

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