良品計画news｜商品陳列用什器(棚板)で国産木材の使用を開始

(株)良品計画（東京都文京区、堂前宣夫社長）は2024年9月以降、新店に設置する店舗什器に国産木材を使用する取り組みを進めている。

9月から11月末までにオープンした27店舗中、10店舗で、店舗内で使用する商品陳列用什器の棚板に国産木材を使用した。今後は、商品を積み上げて陳列する際に土台とするパレット什器をはじめ、その他売場什器も国産木材の利用を進める計画となっている。2025年9月までにはこれらの什器を使用した店舗を約20店舗にまで拡大する予定で、今後は全店への導入を目指していく。

良品計画は、2023年5月に農林水産省と「木材利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」を締結し、5年間で計1万㎥を目安とした国産木材の積極的活用に努めている。またクリーンウッド法に基づく登録木材関連事業者により合法性が確認された合法伐採木材を積極的に利用している。

商品陳列用什器の棚板を国産木材化することで、1店舗あたり20㎥の国産木材を使用することが可能となる。