サンエーnews|第1Q営業収益638億円8.0%増・経常利益12.8%増

(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、豊田沢社長)が 2027年2月期第1四半期の決算を発表した。

3月1日~5月31日の連結業績は、営業収益637億6900万円(前年同月比8.0%増)、営業利益46億4400万円(13.2%増)、経常利益48億9100万円(12.8%増)、四半期純利益30億5700万円(4.6%増)と、増収増益だった。

営業利益率は7.3%、経常利益率は7.7%。

沖縄県の小売業界は、個人消費や入域観光客数が前年同期を上回って推移しているが、人手不足や物価上昇、金融資本市場の変動など、依然として不透明な経営環境が続いている。

このような環境のなか、サンエーは経営方針を「あるべき姿」とし、人財力や仕組力、商品力、店舗力の向上に取り組んでいる。

「人材育成」については、正社員からアルバイトまで研修を積極的に実施。理念教育と実務研修を組み合わせ、県外・海外メーカーの視察、新任店長研修などを通じて人材力の底上げを図った。

「仕組力」については、食品館でフルセルフレジや電子棚札、外食ではタブレットオーダーや配膳ロボットを導入し、接客時間の確保と働き方改革を推進した。「Amazon」との協業により、「Amazon.co.jp」上に「サンエーネットスーパー」を開設し、オンライン販売事業の拡大に踏み出した。

「商品力」については、食料品で「くらしモア」「ローソンオリジナル」「成城石井」など差別化商品を強化した。また、試食販売を拡大し、商品価値の訴求を進めた。衣料品では沖縄伝統の「かりゆしウェア」を拡充した。

「店舗」については、既存店の改装を進め、4月に「V21食品館牧港店」「西原シティ」を、5月に「豊見城ウィングシティ」をリニューアルした。引き続き既存店の活性化に取り組む方針だ。

小売事業は、営業収益が613億7200万円(8.0%増)、セグメント利益は40億6000万円(12.9%増)。昨年と比較して気温が高く推移したことにより、季節商材を中心に既存店売上高が堅調に推移した。5月には台風6号の接近により食料品を中心に売上げが伸長した。また、国内・海外からの観光客の増加に伴い、観光土産商材の売上げや免税売上げも伸長した。

ローソンのフランチャイズとして運営するコンビニエンス(CVS)事業は、営業収益が23億9900万円(7.0%増)、セグメント利益は5億8400万円(15.5%増)。FC店舗を1店舗新規開店し、2店舗を閉店した。

通期は、営業収益2572億7000万円(4.8%増)、営業利益175億2700万円(2.7%増)、経常利益179億7500万円(1.2%増)、当期純利益110億2500万円(3.3%増)を見込む。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧