イオンモールnews|中国事業/既存モールの活性化と新規開業への集中投資

イオンモール(株)(千葉市美浜区、大野惠司社長)は中国事業において、既存モールの大規模リニューアルと成長エリアへの重点投資を柱とする再構築戦略を進める。外部環境や消費者価値観の変化が加速するなか、華北・華東・華中・華南の4エリアで運営する23モール全体で約700店舗を入れ替え、競争力の底上げを図る。併せて、成長余地の大きい華東・華中エリアに経営資源を集中する。

中国事業の注力ポイントは「既存モールの競争力向上」「華東エリア・華中エリアへの新規開業投資」の2つ。

既存モールの競争力向上」では、飲食専門店を中心に約15%を毎年継続して入れ替える。
「イオンモール天津 TEDA(2010年開業)」では全体の84%に当たる約100店舗(約4万3000㎡)を順次リニューアルする。スーパーマーケットやエンターテインメント・レストランゾーンを拡大するなど、館内外の環境を刷新する。

「イオンモール武漢経開(2015年開業)」では2期にわたる大規模リニューアルを実施し、合計91店舗を順次リニューアルする。第1期では飲食集積ゾーン「フードマルシェ」を新設、第2期では人気の宝飾やアミューズメントなどを刷新する。

「イオンモール広州新塘(2021年開業)」では、個室を備えた人気飲食ブランド9店舗を出店する。外食への消費マインドが高まるなか、地域の顧客に上質な食事体験を提供する「Garden&Dine」を新設する。

「イオンモール長沙湘江新区(2025年開業)」では、開業以来、高い支持を得ている子ども向けの無料の屋上パークを拡張する。併せて、大人向けの休憩スペースも拡充し、地域コミュニティの拠点とする。

また、華北エリア(天津・河北)では天津3モール、河北1モールに、SM「物美(ウーメイ)」を核店舗として出店する。「物美」は華北エリアに本拠を置くスーパーマーケットで、長年にわたって地域住民に支持されてきた。

華東エリア・華中エリアへの新規開業投資」では、重点出店エリアとして位置付ける、華東・華中エリアにおいて経営資源を集中投資する。
華中エリアにおいては、湖北省5号店「(仮称)イオンモール孝感」を新規出店する。湖南省では昨年開業した2号店「イオンモール長沙湘江新区」が好調に推移していることを受けて、今後も優良な候補地の探索を継続する。

華東エリアでは、長江デルタエリアの成長ポテンシャルを踏まえ、新規開業に向けた投資を継続する。江蘇省において2027年に「(仮称)イオンモール昆山開発区」の開業を予定している。

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