ローソン、12月15日より「WAON」導入

ローソンが12月15日(火)より、イオンの電子マネー「WAON」での店頭決済および現金チャージのサービスを開始した。

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ローソンはこれまでに交通系電子マネー(Kitaca、Suica、TOICA、ICOCA、SUGOCA、PASMO、nimoca、はやかけん、manaca)やiD、Edy、QUICPayを導入してきた。今回、新たに「WAON」を導入した理由として、普段「WAON」を利用している主婦層や中高年層の顧客の獲得をあげている。

2007年4月に誕生したイオンの電子マネー「WAON」は「いつでも・どこでも・誰でも」のコンセプトのもと、利用箇所の拡大を進めてきた。今回のローソン店舗(ナチュラルローソン、ローソンストア100を含む)での利用開始により、「WAON」の利用箇所は約24万カ所にまで拡がることになる。

ローソンで買物をしWAONカードで決済した場合、200円(税込)で1ポイントが貯まり、WAONポイントは100ポイント100円でWAONにチャージして再び買物ができる。では、Pontaカード、また11月3日から始まったばかりのおさいふPontaはどうなるのだろうか。

ローソンには既にPontaカードがあり、店頭で買い物すると100円(税抜)ごとに1ポイント貯まる。また、12月1日からはドコモの「dポイント」も導入された。今後はWAONカードで決済すると、Pontaポイントかdポイントのどちらかにポイントが加算され2重で貯まることになる。また11月3日からは、JCBブランドのプリペイド機能がついた「おさいふPonta」が誕生したが、同じ機能を持つWAONカードの導入で今後どうなるのだろうか。

今までWAONが使えるコンビニというとファミリーマートがあった。こちらはTカードにポイントを貯めることができ、Tカードを提示して支払いをWAONでした場合には、両方にポイントをつけることが可能である。 

そしてセブン-イレブンは、nanakoで勝負。

激しさを増すコンビニのカード競争。今後消費者は、翻弄されることなく、自分の生活環境を把握し、上手に使い分けることが必要となってくる。

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