ウエルシアnews|24時間営業店舗で「調剤お薬受け取り専用ロッカー」試験運用

コロナ禍で非接触で処方箋薬を受け取るためのロッカー導入が大手ドラッグストアや調剤薬局チェーンで進んでいる。ウエルシア薬局(株)(東京都千代田区、松本忠久社長)は、(株)寺岡精工と「調剤お薬受け取り専用ロッカー」を共同開発し、24時間営業店舗でのロッカー受け取りサービスの試験運用を4月27日から開始している。

事前に服薬指導と会計終了している処方箋医薬品を、薬局スタッフがロッカーへ入庫し、準備が完了したこととロッカーの暗証番号を患者へ電話などで伝える。患者は伝えられた暗証番号をロッカーへ入力して、24時間、好きな時間に処方箋医薬品を受け取ることができる。

薬局営業時間中に薬の受け取りができない人、一包化や粉砕などの調剤に時間がかかるため後で受け取りを希望する人、非接触、非対面で薬の受け取りを希望する人にとって、好きな時間にピックアップできるので利便性が高い。

ウエルシア薬局では試験運用の結果を見て、受け取りロッカーの機能を拡充しながら、ニーズにマッチした店舗へ順次導入を進めていく予定だ。

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