ジッピンnews|amazon goの10分の1のライバル? サンフランに出現

レジレスストアとして世界中の話題をさらったAmazon Goに次ぐ店舗が、サンフランシスコにオープンしている。名前はZippin(ジップイン)。Fast Companyというベンチャー企業が挑戦した。

アマゾン・ゴー2号店はシアトルにオープンし、さらにサンフランシスコやシカゴに開店の予定だが、それに先駆けて実験的に開業したのが、このジップインである。

サンフランシスコのソーマ地区、マーケット通りの南にある180平方フィート(16.7㎡、5坪)の超小型コンビニエンスストア。シアトルのアマゾン・ゴー1号店が1800平方フィート(167㎡)の50坪だからちょうど10分の1の面積である。今のところ店頭サインもなく、入口のガラスドアには目隠しの紙が貼られている。

顧客がすることは3つしかない。
第1に、Apple App Store または Google Play から Zippin アプリをダウンロードする。
第2に、店舗に入るために、アプリの QRコードを「キー」として使用し、センサーにかざす。
第3に、売場から商品を取って、持ち帰る。チェックアウトは必要ない。レシートがアプリに表示される。

ジップインのビデオでは、女性が入り口のゲートに現れる。

アプリをダウンロードして、その QRコードをゲートのセンサーにかざす。

5坪の狭い店内には常温ゴンドラとリーチインケースがある。
天井のカメラと棚のセンサーで顧客と商品を認証するのはアマゾン・ゴーと同じだ。

棚やリーチインケースから商品を取ると、持参した袋やバッグに入れる。もちろんそのまま手に持って帰ってもいい。

退店時には出口でゲートにスマホの QRコードをスキャンする。アマゾン・ゴーはそれをする必要がない。ジップインでも、レジで精算はしない。

購入商品の代金は、登録されたクレジット・カードに請求される。

キャッチフレーズは「Enter. Shop. Leave.」。入る。買う。去る。

棚に付けられたセンサー(スマートシェルフセンサー)と、天井のカメラ(オーバーヘッドカメラ)によって、人工知能(AI)が、購買者と商品をマッチさせて記録する。このテクノロジーを開発したFast Companyも、店舗と同じ場所の奥のスペースをオフィスとして使っている。この小型店舗はデモンストレーションの意味合いで開発された。したがって、2号店はすでにサンフランシスコ南のマウンテン・ビューに開店している。

AIとディープラーニング(機械学習)、センサー融合技術が活用されていて、基本的にはアマゾン・ゴーと同じ発想のレジレスシステムである。混雑した店舗でも最高レベルの正確さを担保する。

この会社は、小売業の技術、AI、コンピュータビジョンに対して、経験と知見を持つベテラン技術者たちによって設立された。Amazonに属した者やスタンフォード研究所にいた者たちだ。

今後数カ月で500平方フィート(46㎡)のAI駆動型コンビニエンスストアに成長する。同社は宣言する。「ZippinはAmazon Goのライバルです。しかもどこにでも公開できるAmazon Goのライバルです」

創業者の一人、クリシュナ・モトクリは1999年から2006年にAmazonで働いていた。 2014年には、コンピュータービジョンの博士号を持つモチラル・アグラワルとチームを組んで、製品追跡技術の会社を起業した。いくつかの紆余曲折を経て、彼らの努力は、Zippinにつながった。

アマゾン・ゴーに比べると、はるかに投資コストが安い。しかも、超小型コンビニである。だから出店スピードは、これまたはるかにアマゾン・ゴーを凌いでいる。

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