CVSヘルスnews|第3Q増収増益/売上高前年比2.4%増で473億ドル

米国ドラッグストアチェーンのCVSヘルスが第3四半期の決算を発表した。

1月~9月の売上高は前年同期比2.4%増の472億6900万ドル(1ドル100円換算で4兆7269億円)、営業利益は5.8%減の23億5300万ドル(2353億円)、純利益は8.2%増の13億9000万ドル(1390億円)だった。

営業利益の減少は、買収関連の取り引きと統合費用の6400万ドルを計上したことによる。

同社は、コネチカット州 ハートフォードに本拠を置く健康保険会社「エトナ(Aetna)社」との統合を進めており、11月22日の感謝祭前にはその手続きが完了する予定である。

合併によるシナジー効果は以前の予測を上回って7億5000万ドルに上る。今後は総合ヘルスケア会社として、患者に対して「密着したサービス」「簡便な処理」「保健改善」を目指す。

現在、アマゾンの調剤販売参入計画など、ドラッグストア市場は競争が激化している。ウォルグリーンブーツアライアンスとCVSヘルスが複占状態をつくり出しているが、ウォルマートやクローガーといった巨大チェーンとの競争も激化している。CVSヘルスは、垂直統合されたヘルスケア・サービス企業として独自の戦略で戦おうとしている。

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