ウォルグリーンnews|第2Q売上高345億2800万ドルも減益/既存店3.8%減
米国ドラッグストアチェーン最大手のウォルグリーンが、2月28日に終了した2019年第2四半期決算を発表した。
第2四半期の売上高は345億2800万ドル(1ドル100円換算で3兆4528億円)で前年同期比プラス4.6%。一方、営業利益は15億1700万ドルでマイナス23.3%、純利益11億3800万ドルでマイナス14.3%と、増収減益だった。
部門別に見ていく。
米国内の小売薬局部門の売上高が7.3%増の262億5700万ドルだが、ライトエイド買収の影響を除くと1.6%の増加だった。小売薬局部門の71.9%を占める調剤売上げは9.8%増加した。処方箋の数は2863億枚(30日換算)で6.4%増加。処方箋のマーケットシェアは0.9%増加して22.3%となった。さらに小売売上高は1.3%増加したものの、既存店ベースでは3.8%減少し、粗利も3.2%減った。
国際薬局部門の売上高は30億8200万ドルで7.1%減だ。為替変動がマイナス5.9%の影響を及ぼしたため。また、英国のアライアンス・ブーツの1.3%売上減も大きかった。
薬剤卸部門の売上高は0.3%減少して57億3800万ドルだった。為替の影響を除くと9.1%増加となる。主に発展途上国の売上げが貢献した。