クローガーnews|リ・ブランディング戦略でロゴとスローガンを刷新

米国トップのスーパーマーケット・チェーンであるクローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)は6日、新しい企業ロゴとスローガンを発表した。

クローガーは2017年12月から「リストック・クローガー(Restock Kroger)」という成長戦略プロジェクトのもと、オンライン対策強化や新ブランドの展開など、買物体験の変革に取り組んできた。今回のロゴとスローガンの刷新は、「食と人に対する愛を称える」というクローガー・ブランドを明確に定義するものになる。

新ロゴは何世代にもわたって続いてきた「K」と「G」の形を維持しつつ、現代的なイメージに変えた。

また新スローガン「Fresh for Everyone(皆に鮮度を)」は、Ralphs、Fry’s、Harris Teeter、Fred Meyerなどすべてのクローガー傘下企業で共通して使用する。多数の企業を買収してきたクローガーは、買収後もそれぞれの店舗名をそのまま残して営業してきたが、今後はこのスローガンを共有することでさらに一体化を図る。

今回のリ・ブランディング(ブランドの再構築)は、店舗ファサードや内装、従業員の制服、テレビやラジオ、ソーシャルメディアなどで幅広く告知キャンペーンを行う。絵文字のようなキャラクター「Kroji」を店内やキャンペーン動画(下記)に登場させ、楽しく、親しみやすい店づくりをしていく。

ポジショニング戦略において、コーポレートアイデンティティは最重要要件の一つだが、クローガーがそれに取り組んだことになる。必ず成果が出るリ・ブランディングである。

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