スプラウツnews|第3Q売上高16億ドル9.5%・純利益129.4%の増収増益

米国のスプラウツ・ファーマーズ・マーケット(アリゾナ州フェニックス、ジャック・シンクレアCEO)が9月27日で終了した2020年度第3四半期の業績を発表した。

同社は本拠地のアリゾナ州をはじめ、全米の23州でオーガニックスーパーマーケットを運営している。

売上高は15億7760万ドル(1ドル100円換算で1577億6000万円)で、前年同期比9.5%増と絶好調である。営業利益も98.1%増の7838万ドル(78億3800万円)、純利益は6024万ドル(60億2400万円)で129.4%増だ。既存店売上高は4.2%増加した。eコマースは総売上高の11%を占めた。

オンライン注文に対しては、インスタカートと提携した配達に加えて、カーブサイド・ピックアップを始めた。インスタカートとの提携は配達のみで、商品のピックアップはスプラウツ・ファーマーズ・マーケットの従業員が行っている。

6店舗を新規出店し、9月27日時点で356店舗となった。

他の食品小売業に比べて既存店売上高の成長率が低い理由として、顧客の買物頻度が減っていること、スプラウツ・ファーマーズ・マーケットのドライ・グロサリーの在庫が限定的であることが挙げられる。

ジャック・シンクレアCEOは次のように述べている。

「第3四半期における当社の強力な財務実績は、現在進行中の戦略と、私たちが提供する独自の健康食品によるものでした。当社の戦略の進行は、今後数年間の長期的な成長と収益をもたらす可能性があることを確信させてくれます」


〈ジャック・シンクレアCEO〉

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