CVSヘルスnews|第3Q総収入671億ドル3.5%増・純利益20.3%減/増収減益
米国ドラッグストアチェーンのCVSヘルス(ロードアイランド州ウーンソケット、ラリー・J・メルロCEO)が9月30日で終了した2020年度第3四半期の業績を発表した。
総収入は前年同期比3.5%増の670億5600万ドル(1ドル100円換算で6兆7056億円)、営業利益は11.0%増の32億4900万ドル、純利益は20.3%減の12億1900万ドルと増収減益となった。
CVSヘルスの事業は3つのセグメントに大別される。
薬剤給付管理会社のケアマークを中核とするファーマシー・サービス部門の売上高は0.9%減の357億1100万ドル、営業利益は16.7%増の15億6400万ドルだった。
小売薬局部門のCVSファーマシーの売上高は5.9%増の227億2500万ドル、営業利益は17.2%増の12億8300万ドルだった。扱った処方箋数は4.5%増加して3億6830万枚(30日換算)だった。
健康保険が中心となるヘルスケア・ベネフィット部門の売上高は8.8%増の186億9800万ドル、営業利益は8.4%減の9億4900万ドルだった。
同社はCOVID-19検査を行う検査所を400カ所開設し、約600万件のPCR検査を行った。
また、現CEOラリー・J・メルロ氏の引退に伴い、エトナ社の社長でCVSヘルスの副社長であるカレン・リンチ氏を次期CEOに任命した。来年2月1日就任予定で、フォーチュン500社で40番目の女性CEOとなる。