ダラーツリーnews|第3Q売上高7.5%増・純利益28.7%増の増収増益

米国のダラーストアチェーンのダラーツリー(バージニア州チェサピーク、マイケル・ウィティンスキーCEO)が10月31日で終了した2020年度第3四半期の決算を発表した。

売上高は前年同期比7.5%増の61億7700万ドル(1ドル100円換算で6177億円)、営業利益は30.0%増の4億6550万ドル、純利益は28.7%増の3億3000万ドルで、大幅な増収増益となった。

既存店売上高はダラーツリーが4.0%増、ファミリーダラーが6.4%増と好調だ。

ダラーツリーは1953年にバージニア州ノーフォークで創業した。2015年には当時ダラーストア業界2番手企業のファミリーダラーを買収し、現在もダラーツリー店舗へのバナー変更を進めている。2018年からファミリーダラー店舗に、厳選したダラーツリー商品を投入したコーナーを設置した新フォーマット「H2店舗」への改修を進めている。

H2店舗の最初の1年は、改装されていない店舗と比較すれば平均で10%以上売上高を伸ばしている。10月31日時点で、H2フォーマットに改修した店舗は約2240店、2021年には約1250店の改装を予定している。

今期は、ダラーツリー95店、ファミリーダラー48店を新規出店し、ダラーツリー6店、ファミリーダラー10店を閉店した。10月31日時点でダラーツリー7652店、ファミリーダラー7827店、合計1万5479店を展開する。

マイケル・ウィティンスキーCEOは次のように述べている。
「このダイナミックな小売環境を通じて両方のバナーの運用改善を推進しながら、効果的に顧客にサービスを提供し続けるという私たちのチームの努力を非常に誇りに思っています。ダラーツリーは、過去10四半期で最高の既存店売上高を達成し、ファミリーダラーでは、チームが既存店売上高を6.4%増加させました」


〈マイケル・ウィティンスキーCEO〉

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