アルバートソンnews|第1Q総収入213億ドル7%減/ECの店頭受取75%増

米国スーパーマーケットチェーン第2位のアルバートソン(アイダホ州ボイジー、ヴィヴェック・サンカランCEO)が6月19日で終わった2022年2月期の第1四半期決算を発表した。

同社は第1四半期期末時点で34州に2278店舗を展開するナショナル・チェーンだ。M&Aを繰り返して成長してきているため、「アルバートソン」をはじめ、「セーフウェイ」「ボンズ」「ジュエルオスコ」などマルチバナーで展開する。

第1四半期の総収入は212億6940万ドル(1ドル100円換算で2兆1269億円)で前年同期比6.5%減少した。既存店売上高は特需が発生した前年との比較では10.0%減少したが、2019年比では16.5%増加している。営業利益は6億8710万ドル(687億円)で29.3%減少、純利益は4億4480万ドル(445億円)で24.1%減だった。

デジタル販売は前年度から横ばいで、2年間比較では276%増加している。5店舗の新店開発と33店舗の改装を実施した。ECの店頭受け取りサービスのカーブサイドピックアップ「Albertsons DriveUp & Go(ドライブ・アップ&ゴー)」実施店舗は320店舗に追加され、全体で1740店舗となった。ドライブ・アップ&ゴーの売上げは前年比で75%増加しており、第2四半期末までに店舗の98%をカバーする1950店舗に導入される予定だ。

通期予想では、既存店売上高で5%~6%の減少の予測に上方修正している。設備投資は19億ドルから20億ドルを計画している。

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