クローガーnews|第2Q売上高346億ドル9%増/生鮮・デジタル強化で増収増益

米国スーパーマーケット最大手のクローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)は8月13日で終わった2023年1月期第2四半期決算を発表した。

売上高は346億3800万ドルで前年同期比9.3%増、営業利益は9億5400万ドルで13.7%増、純利益は7億3200万ドルで56.5%の増加となった。

既存店売上高はガソリン販売を除くと5.8%増加した。またデジタル販売は8%増加、自社ブランドの売上げは10.2%増加した。

第1四半期には355店舗だった生鮮を強化する「Fresh Produce Initiative(フレッシュ・プロデュース・イニシアチブ)」は第2四半期には864店舗で導入され、これが既存店売上高を押し上げている。

ロドニー・マクマレンCEOのコメント。
「第2四半期はフレッシュとデジタル戦略によって非常に好調な結果となりました。デジタル戦略では、テクノロジーと革新を応用して、顧客のシームレスな買物経験を生み出しています。私たちの顧客は、品質、品揃え、求めやすさを犠牲にすることなく、いつでも、どのチャネルからでも、欲しい物を手に入れることができます。そして今後も私たちの目的である、飢餓のと廃棄ロスの撲滅に向けて努力することで、株主への魅力的なリターンを目指していきます」

なお、この好業績を受け、同社は通期予測を上方修正している。既存店売上高を4.0%~4.5%の増加、1株あたりの利益を3.95~4.05ドルへ予測を変更。設備投資は全体で34億~36億ドルになる予定だ。

関連カテゴリー

海外 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧