アマゾンnews|倉庫・配送部門の従業員の給与引き上げ/平均時給19ドル超え

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)は9月28日(水)、倉庫や配送部門などの最前線で働く従業員の給与や福利厚生を拡大するため、この先1年間で約10億ドルを投資すると発表した。

これにより、アメリカ国内の倉庫・配送部門従業員の平均初任給が時給18ドルから19ドル以上に引き上げられる。これはあくまでも「平均」なので、職務内容や勤務地によって時給は16ドルから26ドルの幅がある。

アマゾンは給与の支払いについても革新的なシステムを導入している。給与支払いを従業員が好きなタイミングで決めることができるシステム「Anytime Pay」を米国内の事業、企業、およびテクノロジーネットワークの全従業員に拡大した。これまでほとんどの従業員は月1回(または2回に分けて)給与を受け取っていたが、Anytime Payを導入することで、従業員が給与スケジュールを管理できるようにすることを目的としている。従業員は「手数料なし」で「いつでも」、それまでに働いた分の給与の最大70%の支払いを求めることができる。

また同社はキャリア開発プログラムへの追加投資を発表した。これは、時給制の従業員にも大学の授業料を無料で提供するというアマゾンのコミットメントに基づくものである。

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