ノードストロームnews|第3Q営業収益35億ドル2.5%減・純損失2000万ドル
米国の百貨店2位のノードストローム(ワシントン州シアトル、エリック・ノードストロームCEO)は10月29日で終わった、2023年1月期の第3四半期を発表した。
売上高は34億3300万ドル(1ドル140円換算で4806億円)で前年同期比2.9%減、クレジット・カード収入などを含めた営業収益は35億4600万ドル(4964億円)で2.5%減少した。利益面では、2000万ドル(28億円)の純損失となった(前年は純利益6400万ドル)。
部門別の既存店売上では、ノードストロームが22億6400万ドルで3.4%減、ノードストローム・ラックが11億6900万ドルで1.9%減少した。デジタル販売が占める割合は34%で、前年の40%から減少している。
エリック・ノードストロームCEOは「第3四半期は予測通りの結果でした。6月下旬に顧客の需要が急落した際、在庫と経費を圧縮し、マクロ経済環境の変化に備えている。私たちは『Closer to You(あなたのより近くに)』戦略や、サプライチェーン改善などの戦略的イニシアチブを引き続き進め、長期的な利益成長を目指していく」と述べている。