ベストバイnews|第3Q売上高106億ドル11.1%減・純利益44.5%減
米国家電チェーン1位のベストバイ(ミネソタ州ミネアポリス、コリー・バリーCEO)が2023年1月期の第3四半期決算を発表した。
売上高が105億8700万ドル(1ドル140円換算で1兆4822億円)で前年同期比11.1%減、営業利益は3億6500万ドル(511億円)で45.5%減、純利益は2億7700万ドル(388億円)で44.5%減少の減収減益だった。
売上高の内訳は、米国内部門が98億ドルで10.8%減、国際部門が7億8700万ドルで14.9%減。既存店売上高は米国内が10.5%減、国際が9.3%減、全体で10.4%減少した。また国内のオンライン販売も11.6%減少している。
コリー・バリーCEOは「社内で管理できる対応を行ってバランスをとりつつ、戦略的イニシアチブを推進して長期的な成長に重要な分野に投資した結果、予測を上回る業績を達成できた。ホリデー商戦はすでに始まっています。顧客のショッピング活動はブラックフライデー、サイバーマンデー、そしてクリスマスまでの2週間に集中します。これまでのショッピングパターンに基づき、戦略的かつ効果的に在庫フローを管理していつ」と述べている。
この結果を反映して、通期予測を既存店売上高10%減少、調整後の営業利益率で4.0%以上(今期は3.9%)に修正している。