マイヤーnews|8000㎡規模の小型店2店舗をデトロイトにオープン
米国中西部を中心にスーパーセンターなどの大型店舗を展開するマイヤー(ミシガン州、リック・キーズCEO)が1月26日、ミシガン州デトロイトに「レイク・オリオン店」と「マコーム・タウンシップ店」の小型店2店舗を同時オープンさせた。
今回オープンした小型店は店舗サイズが7万5000~9万平方フィート(約7000~8300㎡)で、既存のスーパーセンターより小型にダウンサイズされている。取り扱い商品は、生鮮食品からグロサリー、ベーカリー、フルサービス・デリ、ヘルス&ビューティー、ベビー用品、ペット用品、生活雑貨、花卉まで必要なものはワンストップですべて揃う。さらにドライブスルー薬局も併設されている。
チェックアウトは通常レジ、フルセルフレジ、そして買物しながらアプリでスキャンする「Shop&Scan」の3方式を用意する。
プログレッシブ・グローサー(PG)誌のインタビューに対して、36年間マイヤーで勤務するレイク・オリオン店のメアリー・キンブロウ店長は「顧客が3~4品の買い忘れ商品を買い足すためにちょっと立ち寄る場合や、1週間分の大量のまとめ買いをする必要がある場合でも、近隣住民の皆さんに気軽なショッピング環境を提供できる」と話している。
そして、「スーパーセンターほどの規模でなくても、農産を始めとしたこだわりの生鮮食品、「Meijer’s Crafted Market」ブランドの出来立ての調理済み食品やHBCなどの日用雑貨を揃えています」と説明する。キンブロウ店長は約180名の従業員を統括する。
同社は2021年度年商で200億6000万ドル(1ドル130円換算で2兆6000億円)を売上げ、ミシガン州、オハイオ州、インディアナ州、イリノイ州、ケンタッキー州、ウィスコンシン州に501店舗を展開する。