スプラウツnews|’22年売上高64億ドル5%増/来期は小型店開発を加速

米国のオーガニックスーパーマーケット、スプラウツ・ファーマーズマーケット(アリゾナ州フェニックス、ジャック・シンクレアCEO)が2022年12月期の第4四半期と通期決算を発表した。

第4四半期は売上高15億7655万ドル(1ドル130円換算で2050億円)で前年同期比5.6%増加した。営業利益は6187万ドル(80億円)で20.4%増、純利益は4512万ドル(59億円)で24.5%増だった。既存店売上高は前年同期比で2.9%増加した。第4四半期中に新店7店をオープンしている。

また通期では、売上高64億0422万ドル(8325億円)で前年比5.0%増、営業利益3億5836万ドル(466億円)で7.3%増、純利益2億6116万ドル(340億円)で7.0%増の増収増益で終了した。既存店ベースでも売上高は2.2%増加した。

2022年度には合計16店舗をオープンしたことにより、期末店舗数は23州で386店舗となった。

なお2023年12月期(2023年度)は売上高4~6%の増加、既存店では1桁台前半での伸長を予測している。また30店の新店開発および11店の店舗閉鎖を計画している。

「閉鎖予定の店舗は、現在のプロトタイプ店よりも平均約30%大きい、不採算店舗である」とチップ・モロイCFOは述べている。これらは主にパンデミック前の2019年頃までに開発された、店舗面積3万平方フィート(約840坪)以上の店で、同社のコンセプトには大きすぎると判断された。

新店は2.3万平方フィート(約650坪)ほどの広さで、うち9店舗は新デザインのプロトタイプ店としてオープンする予定だ。

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