ホームデポnews|’22年売上高1574億ドル4.1%増の増収増益

米国最大のホームセンター、ホームデポ(ジョージア州アトランタ、テッド・デッカーCEO)が、1月29日で終了した2023年1月期の第4四半期と通期の決算を発表した。

第4四半期売上高は358億3100万ドル(1ドル130円換算で4兆6580億円)で前年同期比0.3%増、営業利益は47億5200万ドル(6178億円)で1.5%減、純利益は33億6200万ドル(4371億円)で0.3%増加した。1株あたりの利益は2.8%増加して、3.30ドルだった。

第4四半期の既存店売上高、米国内の既存店売上高はいずれも0.3%の減少となった。

また通期では、売上高1574億0300万ドル(1ドル130円換算で20兆4624億円)で前年同期比4.1%増、営業利益は240億3900万ドル(3兆1251億円)で4.3%増、純利益は171億0500万ドル(2兆2237億円)で4.1%増の増収増益で終了した。1株あたりの利益は7.5%増加して、16.69ドルだった。

既存店売上高は全体で3.1%増加、米国内では2.9%増加した。

テッド・デッカーCEOは「持続的なインフレ、世界的なサプライチェーンの混乱、労働市場の逼迫といった困難な環境下、過去2年間で約400億ドルの売上げ成長を達成した。これは、これまで行ってきた投資の証であり、顧客に対する従業員の絶え間ない努力が実ったものです」と述べている。

期末店舗数はアメリカ全50州に1994店、海外はカナダ182店、メキシコ133店、プエルトリコ10店、バージン諸島2店、グアム1店の合計2322店舗。また総従業員数は47万1600人。

2023年度(2024年1月期)は、売上高と既存店売上高は横ばい、1株あたりの利益は1桁台の中間で増加すると予測している。またホーム・インプルーブメント業界の人手不足を反映して、10億ドルの人件費を追加投資する計画だ。

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