ウォルマートnews|アーカンソー州の竜巻災害支援/200万ドルを寄付
5月25日(土)の夜から27日(月)にかけて、アメリカ南部のテキサス州やオクラホマ州で暴風雨や竜巻による大きな被害がでた。ウォルマート本社があるアーカンソー州でも激しい嵐と竜巻の被害を受け、州北西部の全域で家屋被害や停電が発生した。
ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)、サムズクラブ、ウォルマート財団は28日(火)、地元を支援するため緊急救援活動費用として最大200万ドル(1ドル150円換算で3億円)を拠出することを発表した。
同社はまず、100万ドル分を支援物資の提供に活用する。被害に対して迅速に行動していて、28日の段階ですでに地元の赤十字や、ロジャーズ高校調整センターなどの救援団体にトラックいっぱいの食糧、水、生活必需品を寄付した。今後も引き続き、地元のNPO団体と連携し、緊急ニーズに対応していく。
またウォルマートの駐車場や警察署、公園などでは、無料の食事、WiFiホットスポットや充電ステーション、移動式ランドリーやシャワーなどのサービスを提供する。同じくアーカンソー州に本部を置く食品製造会社のタイソン・フーズと協力して、温かい食事の提供を続けている。
さらにアソシエーツ(従業員)からの寄付と同社の拠出金を合わせた義援金100万ドルを嵐の被害を受けた組織や復興を支援する組織に寄付する。