ナフコnews|第1Qは天候不順・競争激化で売上高608億円で減収減益

㈱ナフコ(福岡県北九州市、石田卓巳社長)の2018年3月期の第1四半期決算が発表された。

売上高は608億4200万円(前年同期比1.5%減)、売上総利益は201億8600万円(2.4%減)、売上総利益率は33.2%(0.3ポイント減)。また販売費および一般管理費は163億8600万(1.5%減)、販管費の対売上高比率は26.9%(増減なし)だった。

この結果、営業利益は37億9900万円(6.1%減)、経常利益は38億8500万円(5.5%減)、四半期純利益は19億6300万円(32.4%増)。営業利益、経常利益の段階では減収減益となったが、四半期純利益は、前年同期に「平成28年熊本地震」による震災関連費用9億8300万円を特別損失として計上していたことにより、増益となった。

店舗展開にも取り組み、3店舗の新規出店、2店舗の増床を実施した。同時に既存店の見直しも行い、3店舗を閉鎖した。これにより第1四半期会計期間末の店舗数は、33府県で371店(内1店舗は休業中)となった。

セグメント別の業績は、天候不順や競争激化の影響を受けたため、以下の結果となった。

「資材・DIY・園芸用品」は最も売上構成比の高い分野であるが、売上高は272億8500万円(前年同期比増減なし)、売上総利益は95 億2000万円(0.5%減)、売上総利益率は34.9%となった。

「生活用品」は、売上高166億6300万円(2.7%減)、売上総利益43億8900万円(4.9%減)、売上総利益率は26.3%。

「家具・ホームファッション用品」はもともと家具店出身のナフコだけに、差別化商品としてのポジションを築いているが、売上高は118億8000万円(4.1%減)、売上総利益は47億8700万円(4.4%減)で、売上総利益率は40.3%と高い。

「その他」は、カー用品、乗り物、ペット用品、灯油などであるが、売上高は50億1400万円(0.9%増)、売上総利益は14億8800万円(0.2%減)、売上総利益率は29.7%であった。

検索ワード:ナフコ 2018年3月 第1四半期

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