セブン&アイnews|3/1から本部フルタイム社員対象に時差出勤を導入
(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は、2018年3月1日(木)から、本部勤務のフルタイム社員を対象に、「スライドワーク(時差出勤)」の仕組みを導入する。
これは始業時刻を定時の9時以外に、8時、10時の3つの選択肢の中から選ぶことができる制度で、1日の勤務時間は7時間45分とこれまでとは変わらない。
育児や介護といった私用に合わせて1週間分の自分の始業時刻を上長に事前に申告する。日経新聞によれば、2017年夏の試験導入では残業減にもつながった。
同様の仕組みは、(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長)でも、2018年4月以降、導入される。
対象者はそれぞれフルタイム社員で、セブン&アイHDは約500名 セブン‐イレブンは約9000名。
共働き世帯の増加や、核家族化など社会環境の変化から、より柔軟でフレキシブルな働き方が求められている。スライドワークの導入は、個人の多様なライフスタイルや価値観に応じたメリハリのある働き方を用意することで、労働意欲を高め、業務の効率化と生産性の向上を実現するが目的だ。
人手不足が深刻な小売業にとって、フレキシブルに働くことができる職場環境を整えることは、人材採用の不可欠な条件になってくる。
■スライドワーク(時差出勤)概要
実施日/セブン&アイHD 2018年3月1日(木)~
セブン‐イレブン 2018年4月以降(開始日は未定)
対象者/フルタイム社員
対象人数/セブン&アイHD 約500名 セブン‐イレブン約9000名
内容/対象社員は、基本就業時間である9:00~17:30に加えて、事前の申請を行うことで出勤日ごとに8:00~16:30、10:00~18:30の中から始業就業時間を選択できる。
検索ワード:セブン&アイ セブン‐イレブン スライドワーク 働き方改革 時差出勤