家電チェーンnews|4月売上高は各社好調/気温高でエアコン販売が伸長

主要家電チェーンが4月の月次売上高を発表している。

(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、山田昇社長)の月次売上高前年比はデンキセグメントが102.4%、住建セグメントが110.1%、金融セグメントが106.3%、環境セグメントが97.5%だった。

デンキセグメントは気温が高く推移したことから、季節商品の販売が伸びた。また携帯電話も全体を押し上げた。住建セグメントは販売施策強化等により、特に分譲住宅が大きく伸長した。金融セグメントはNEOBANK住宅ローン及びヤマダデンキのリフォーム事業と連携したリビングローンが好調に推移した。環境セグメントは昨年、災害廃棄物及びコロナ関連の感染性廃棄物で一過性の受け入れ増加があったことから、その反動で前年を下回った。

4月は新店1店をオープン、2店閉店、2店改装した結果、店舗数は974店となった。

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)の月次売上高は、ビックカメラ+(株)コジマの全店売上高が108.9%、ビックカメラ単体の全店売上高が108.7%だった。

ビックカメラの品目別売上高は、音響映像商品はカメラが好調で116.5%。家庭電化商品はエアコンが好調だった一方で冷蔵庫や洗濯機がやや低調となり106.9%。情報通信機器商品はスマートフォンが好調だった一方でパソコン本体がやや低調で102.8%。その他は時計、医薬品、玩具、酒類や寝具が好調で112.4%だった。

(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長)の月次売上高は、全1206店の売上高が107.2%、直営の456店の売上高が106.4%だった。

主要商品別売上高は、テレビが99.7%、エアコンが119.4%、冷蔵庫が100.5%、洗濯機が98.3%、パソコンが95.4%、リフォームのELS事業が108.5%だった。

(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)のグループ売上高は103.3%。4月の出退店はなく、店舗数は556店。

主な品種別売上高は、テレビが89.8%、パソコン・情報機器が77.8%、冷蔵庫が97.7%、洗濯機が93.9%、クリーナーが94.9%、調理家電が94.5%、理美容・健康器具が94.7%と軒並みマイナスだったが、エアコンは150.0%と好調だった。

上新電機(株)(大阪市浪速区、金谷隆平社長)のグループ売上高は99.4%。4月は2店出店、1店退店し、月末店舗数は219店となった。

主要な品種別売上高は、テレビが97.5%、パソコンが83.8%、携帯電話が126.4%、エアコンが133.8%、冷蔵庫が104.8%、洗濯機・クリーナーが96.3%。

 

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