トライアルnews|8月既存店売上高1.7%減/50カ月連続伸び止まる

(株)トライアルホールディングス(福岡市東区、永田洋幸社長)が2025年8月の月次業績を発表した。トライアルの既存店売上高は98.3%、客数は94.6%、客単価は103.9%。全店売上高は108.1%。店舗数は358店舗。50カ月連続の既存店売上高増が止まった。
西友は245店舗。売上高は2026年7月から開示予定。

8月は休日(日曜日)が前年同月より1日多く、既存店売上高を0.9ポイント押し上げた。一方で、昨年の高いハードル(既存店売上高9.3%増/客数5.8%増)の反動に加え、粗利率上昇施策の影響で客数が減少したが、客単価の上昇が下支えとなり、既存店売上高はマイナスながらも想定の範囲内での着地となった。

商品面では、前年同月に飲料や保存性食品のまとめ買いや防災用品などの特需があり、売上高が急伸した反動減があった。生鮮や惣菜は底堅く支持された。食品は、グロサリーは、缶詰やカップ麺などの加工食品、飲料が軟調だった。デイリーは、冷凍食品や卵が伸長した。

フレッシュ商品は、お盆の需要を捉えて、寿司やオードブルが好調でした。また、名物商品「ロースかつ重」などの丼物に加え、導入店舗を拡大した店内加工の惣菜パンが貢献した。非食品は、カセットコンロや電池、住居補修用品に反動減があったが、ハードは寝具、ソフトは半袖Tシャツなどの夏物季節商品が好調に推移した。

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