イオンnews|8月既存店総合スーパー3社伸び・イオンモール2.7%増
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)が2026年8月度の月次売上高を発表した。

8月は、西日本では酷暑日が過去最多を更新するなど記録的な暑さが続く一方、東日本では平年を下回る気温となるなど、寒暖差が大きかった。
お盆や夏休みは、帰省してふるさとで過ごす需要や「安・近・短」に代表される身近な場所で余暇を楽しむニーズに対応した取り組みを強化した。
また、家族や親戚、グループが集まるシーンを想定して、簡便ニーズとハレの日需要の双方に対応した商品提案を強化した。
ディベロッパー・エンターテインメント事業のイオンモールでは、シネマやアミューズメント、ホビー専門店が牽引し、既存モールの専門店売上高は102.7%となった。
また、イオンエンターテイメントは、8月10日に「SNOOPY Playful PARK」をイオンモール津田沼Southにオープンした。同施設を起点に、体験価値を重視したエンターテインメント機能の強化を進めることで、ファミリー層を中心とした来館機会の拡大とモール全体の魅力向上を図った。
総合小売事業のイオンリテールは、記録的な豪雨など天候による影響があったものの、既存店売上高は2カ月連続で前年実績を上回った。食品は、お盆期間の帰省や家族・親族が集まるシーン向けの焼鳥やピザ、焼肉、刺身、旬のフルーツなどの団らんメニューが好調に推移した。
また、猛暑が続く中で簡便ニーズに対応した商品提案も奏功し、既存店売上高が2カ月連続で前年実績を上回った。部門別では、農産、水産、畜産に加え、世界の食品専門店「カフェランテ」が好調だった。
住居余暇は、生活家電や文具フェアが好調だったステーショナリーが売上げをけん引し、増収となった。また、ヘルス&ビューティケアでは、調剤や化粧品が引き続き堅調に推移し、2カ月連続で前年実績を上回った。
■総合スーパー事業
イオンリテールは既存店が100.0%、全店では101.7%
イオン北海道は既存店102.5%、全店102.1%
イオン九州は既存店101.4%、全店100.7%
スーパーマーケット事業は、昨年の政府備蓄米販売の反動によりグロサリーが苦戦したものの、強化を進める生鮮・デリカが堅調に推移しました。
U.S.M.Hは事業会社間のシナジー創出の一環として、デリカの共同企画商品を傘下4社の約610店舗で販売し、共同販促を展開したことなどから、既存店売上高および荒利高を押し上げた。引き続き商品開発や機能統合を通じて、グループ全体の競争力強化と経営効率化を推進する。
また、イオンフードスタイルは、8月28日に「フードスタイル東大島店」を旧ダイエーから改装オープンした。同店は、生鮮やベーカリーに加え、U.S.M.Hグループの人気商品を揃えたデリカを強化し、ファミリー層や共働き世帯の利用拡大を図っている。
■スーパーマーケット事業
マックスバリュ東海は既存店99.8%、全店101.0%
フジは既存店99.3%、全店95.8%
その他の連結子会社の業績は以下の通り。
キャンドゥが既存店102.9%、全店101.2%
ミニストップは既存店96.4%、全店92.9%
コックスが既存店98.0%、全店100.3%
