イトーヨーカ堂news|カトラリー・割り箸の素材や包材を4/1から切り替え
(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、山本哲也社長)は、4月に施行される「プラスチック資源循環促進法」への対応として、店舗で配布するスプーン、フォークなどのカトラリーや割り箸の包装を変更する。
プラスチック製のスプーン、フォーク等は植物性由来(バイオマス)素材を25%配合した「環境配慮型カトラリー」に変更する。また、割り箸の包装はプラスチック製から紙製に変更する。4月1日(金)以降、全国のイトーヨーカドー129店舗で順次切り替えていく。
カトラリーの素材変更によって、従来に比べて石油由来のプラスチック使用量25%削減につなげる。また割り箸包装材の変更によって年間約 9 トンのプラスチック削減を見込んでいる。
同社ではこれまでもトレー素材の変更や「ノントレー包材」の採用、レジ袋の有料化などに取り組んできた。レジ袋等の配布抑制のため、プラスチック削減の呼びかけや、マイバッグの使用を推奨をした結果、現在レジ袋の辞退率は約8割に上っている。またレジ袋販売による収益分は、店舗が所在する行政機関等に環境保全を目的に全額寄付している。