ベルクnews|商慣行の是正・適正化の5項目運用を3月開始/食品ロス削減
(株)ベルク(埼玉県鶴ヶ島市、原島一誠社長)はサステナブルなフードサプライチェーン構築に向けた商慣行の見直し、5項目の商慣行について是正・適正化を行い、3月から運用を開始する。

①「3分の1ルール」の緩和(納品期限の延長)
製造日から賞味期限までの最初の3分の1を納品期限とする慣行を見直し、「2分の1」へ期限を緩和することで受領拒否や返品に伴う廃棄を抑制する。
②短いリードタイムの是正
製造コスト増や過度な見込み生産を強いる短納期発注を改め、安定的な生産・配送が可能な適正リードタイムを確保する。
③「日付逆転品」の納品容認
賞味期限が十分にある商品について、納品順序のみを理由とした受領拒否は行わない。
④「日付混合品」の納品容認
賞味期限が異なる商品の混在を理由とした返品・受領拒否を是正し、取引先の在庫管理負荷と廃棄費用を軽減する。
⑤欠品ペナルティの廃止・運用見直し
天災等の不可抗力による欠品に対する金銭的補償や、十分な協議のない一方的なペナルティ課金は行なわない。
2025年5月に公正取引委員会により公表された「フードサプライチェーンにおける商慣行に関する実態調査報告書」は、フードサプライチェーンにおいて生じる食品ロスは、廃棄物の処理コストを底上げし、このような費用の発生には、従来の商慣行が影響していると指摘している。
