良品計画news|Airbnbと宿泊施設の多様化等を目的に包括連携協定を締結

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(株)良品計画(東京都豊島区、堂前宣夫社長)と、世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームの Airbnb 日本法人(東京都新宿区、田邉泰之代表)は、9月1日(木)、全国の遊休不動産の共同プロデュースを行い、日本の宿泊施設の多様化と地域のにぎわいづくりに寄与することを目的に包括連携協定を締結した。

両社は、全国各地の空き家や商店街の空き店舗、日本の伝統古民家や、地方自治体が所有・管理する住宅等の共同プロデュースを行い、双方の強みを生かしながら新たな価値を吹き込むことで、多様性に富んだ宿泊施設を Airbnb のプラットフォーム上で国内外の旅行者が予約できるようにしていく。

第一弾として北海道清水町の移住体験住宅(旧教員住宅)3軒を、現地に暮らすような宿泊体験ができる空間として、良品計画がインテリアコーディネートおよびリノベーションを実施する。


移住体験住宅施設として使われている施設に、家具に加えて食器、調理器具、家電など無印良品の日用品をセットする。限られた荷物で訪問することができ、地元に暮らすような宿泊体験、移住の検討時間が充実する施設として改修する。9月13日からは良品計画がインテリアコーディネートした 2軒をAirbnbに掲載、同日から予約開始とし、国内外の旅行客による利用を促進していく。さらに来冬には、良品計画がリノベーションした施設をAirbnbに掲載する。

今後日本への本格的なインバウンド旅行者増加による観光需要回復に備え、両社は日本全国の地域資源を活用し、利用価値を高めた遊休不動産を観光コンテンツ化、国内外のユーザーへ発信するなど、地域の活性化につながる取り組みを実施していく。

提携期間は2023年8月31日までの1年だが自動更新となる。来年以降は北海道清水町の移住体験住宅(旧教員住宅)の共同プロデュースのほか、全国の自治体向けの説明会、近隣ホストコミュニティ向けセミナー、今回の取り組みに関する特設サイトの開設を予定している。

連携事項は次の通り。

1.全国の遊休不動産を共同プロデュースし、不動産のアップサイクルを行う
全国各地で社会問題化している空き家やシャッター商店街の空き店舗、日本の伝統住文化である古民家、地方自治体が所有する行政財産等の共同プロデュースを行い、不動産の価値を高め、再活性化を図る。

2.全国各地で多様性に富む宿泊施設の開発を行う
双方のアセットやノウハウを活かし、全国各地で多様性に富む宿泊施設の開発を行い、地域のにぎわいづくりに貢献する。

3.観光コンテンツとしてオンライン化し、国内外への情報発信を行う
アップサイクルした不動産を多様性に富む宿泊施設として観光コンテンツ化。共同開発した宿泊施設とともにオンライン化し、双方のネットワークを活用し、国内外のユーザーへの情報発信を実施する。

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