ローソンnews|「コミュニケーションボード」のデータを3/1から公開

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(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、聴覚に障がいのある人が買物をする際に活用できる「耳マーク」を表示した「コミュニケーションボード」のデータを、3月1日(水)からローソン公式ホームページと公式アプリ内に公開した。

「耳マーク」とは、一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が保有するマーク。聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人、聞こえにくい人への配慮を表す。鉄道会社や銀行、劇場の窓口などでも設置が広まっている。なお、耳マークの公開にあたっては、一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会より許諾を得ている。

公開したコミュニケーションボードを顧客自身がスマホなどで表示することで、レジカウンター周りの商品の購入やサービスの利用をスムーズに伝えることができるようになる。また、PDFデータをプリンターなどで出力して活用することもできる。

今回公開した「コミュニケーションボード」の項目は、聴覚障がいのある社員および一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会の意見を参考に、買物時の困り事を中心に選定した。

聴覚に障がいのある人の多くは、相手の身振りや口の動きを見て会話を理解しており、コロナ下で店員とのコミュニケーションに不便を感じている。ローソンは、そのような買物時の不便を解消するため、2022年8月から全国のローソン店舗1万3975店舗(1月末時点、「ローソンストア100」を除く)で、レジ袋やカトラリー、レンジでの温めの有無を指差しで確認できるシートをレジカウンターに貼付し、買物時のコミュニケーションのサポートを開始している。また、全国の自治体や顧客からの要望を受け、2022年11月からは指差しシートのデータを公式ホームページに公開し、自由に使ってもらえるようにしている。指差しシートが多くの顧客から支持されたため、より便利に買物できるよう、指差しシートでは補えていない項目を記載した「コミュニケーションボード」を作成することとなった。

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