良品計画news｜遠隔サポートで買い物情報提供/｢横浜ジョイナス｣で実験

(株)良品計画(東京都豊島区、堂前宣夫社長)は(株)プライムアシスタンス(東京都中野区、大倉岳社長) 、損害保険ジャパン(株)(東京都新宿区、白川儀一社長)とともに、横浜駅西口にある「無印良品　横浜ジョイナス」において、2023年6月1日から6月30日まで、視覚に障がいのある方や視覚に不安を持っている方向けの遠隔サポートサービス「アイコサポート」を活用した店内案内および買い物サポートの実証事業を行う。

「アイコサポート」はスマートフォンの映像を通じて、遠隔の専門オペレーターが視覚情報を案内するサービス。タイムリーな視覚情報の提供で生活面での利便性を高めることを目的にプライムアシスタントが開発、提供している。

良品計画では、集客効果や利用者の満足度を検証し、同サービスの複数店舗への展開と定常的な「アイコサポート」利用を検討する。

プライムアシスタンスは、視覚に障がいのある方だけでなく視覚に不安を持っている高齢者等へのサービス適用に関する実証を行い、実用化への検討および買い物体験の向上につなげる。

損保ジャパンは、実証事業におけるリスクアセスメントと実用化に向けた支援を行う。

プライムアシスタンスでは「アイコサポート」について、視覚に障がいのある方が個人で加入するプランだけでなく、法人や自治体が費用を負担することで誰でも無料でサービスを利用できる「フリーエリアプラン」を提供している。実証事業では、「無印良品 横浜ジョイナス」を「アイコサポート」アプリが利用可能となるフリーエリアに設定し、店舗を訪れたアプリ利用者を対象に、店内の案内や買い物のサポートを1カ月間実施する。