サンベルクスnews|女性活躍推進法に基づく行動計画を発表

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(株)サンベルクス(東京都足立区、鈴木秀夫社長)は1月22日(月)、女性活躍推進法に基づく情報と行動計画を発表した。

行動計画では、全社的効率化推進による生産性向上と併行し女性の活躍の場の拡充を掲げた。対象期間は2020年4月1日~2024年3月1日。

サンベルクスの2022年3月~2023年2月の労働者に占める女性労働者の割合は、正社員22.0%、全労働者72.6%だった。男女賃金差異は、全労働者40.4%、内正規労働者58.9%、内非正規労働者136.3%。現状の課題として、「従来型の労働集約的業務対応およびデジタル活用による業務革新の遅れ」「女性従業員(学生除く)比率68%の中で、制度・活用の再構築の必要性」が挙げられた。

対象期間中の目標として、労働生産性向上による時間外労働時間削減を掲げ、マネジャークラス20%、担当者クラス30%の削減を目指した。また、管理職(リーダー職以上)に占める女性割合を20%以上を目標とした。

具体的な取り組みとして、「デジタル(IT、AI)活用による業務の効率化と評価制度の再構築」を実施。2020年4月から社内活用のヒアリングスタート。店舗・本部、職位別に業務見直しを実施。2021年3月から労働生産性をベースにした人事評価再構築をした。2022年3月から新人事制度による評価(定量的客観的尺度対応)をスタート。2023年3月から、継続的ブラッシュアップによる制度充実化を進めている。

「女性活用の制度再構築と実行」では、2020年4月から現制度である社内登用、パートナーリーダー制度等の浸透を目指し、現制度の運用推進と対象者へのフォローアップを実施した。2021年4月から、ヒアリングなど現制度に対する検証を実施。新制度を構築し運用を開始した。また、女性配属及びその後の問題点洗い出しと対応、2022年3月からは女性管理者育成の教育・研修再構築をした。そして、2023年3月からは、女性副店長起用に向けての準備(役割・教育)を行った。2024年3月からモデル店での副店長(2名以上)を起用しフォローアップと検証をする計画だ。

さらに、女性の活用を進める環境整備として「仕事と家庭の両立への制度再構築」にも取り組んだ。2020年4月から、ヒアリングなどを通じて現制度における「再雇用・復職」「配置」「教育」「勤務体系(短時間等)」の現状を検証した。2021年3月から制度見直しと新制度構築と周知、2022年3月から、新制度の運用開始とモデルケースでの検証を実施した。2023年3月から継続的ブラッシュアップによる制度充実化を進めている。

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