H2Oリテイリングnews|廃棄衣類を防災マットにアップサイクル4/9

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エイチ・ツー・オー リテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長:以下「H2O」)は4月9日(火)、地域で集めた廃棄衣類約130kgをアップサイクルした防災マット80枚を、兵庫県川西市に寄贈した。

H2Oは、2023年6月から川西市と連携し、シナジーメディア(株)(東京都世田谷区、佐藤正一社長)の協力により、廃棄衣類に新たな付加価値を与え再利用することを目的とした「グリーンアップサイクル®」プロジェクトに取り組んできた。

これは、H2Oが2023年3月に川西市と締結した「市民の交流やまちの賑わい創出」「ごみの排出削減」の2つの分野で連携・協働する包括連携協定の一環で行ったもの。シナジーメディア社の「グリーンアップサイクル®」に企業と自治体がともに取り組むのは、全国初の事例となる。

「グリーンアップサイクル®」とは、 2022年からシナジーメディアが古着や売れ残りなどの衣料廃棄物のリサイクルを目指して実行してきた取り組み。衣料廃棄物を構成する混合素材を解繊・反毛し、接着材を使わず熱プレスして再利用可能な新素材へアップサイクルするものだ。

H2Oは川西市と連携し、地域内の各拠点や阪急オアシスキセラ川西店で実施したイベントで、地域住民から持ち込まれた衣類を集めて加工し、防災マットへとアップサイクルした。衣類由来の防災マットは防寒性があり、かつ非常時に身を守るものになるという点で、廃棄衣類の新たな活用として地域内資源循環を図っている。

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