ニトリnews|HD所有の「對龍山荘」が国の重要文化財に推挙
(株)ニトリホールディングス(札幌市北区、似鳥昭雄社長)が所有する「對龍山荘(たいりゅうさんそう)」が、5月17日に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、重要文化財に推挙された。今後、官報告示を経て、重要文化財となる予定だ。
なお對龍山荘の庭園はすでに国の名勝に指定されていて、名勝と重要文化財の双方に指定される施設となる。
對龍山荘は、1905年(明治38年)に現在の全景観が完成した。西に建物、東に庭園を設けていて、建物は北から對龍台(たいりゅうだい)、聚遠亭(じゅおんてい)、居室群と連続した構成になっている。
對龍山荘は多彩な座敷や茶室と庭園との調和に優れた、上質の近代和風建築であることから、文化庁から推挙されたという。