ローソンnews|9/23の「手話の日」前に従業員向け「手話講座」初開催
(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、9月23日の「手話の日」を前に、店舗従業員向けに手話での挨拶や筆談、読話など聴覚・言語障がいがある人とのコミュニケーションを学べる「手話講座」を、9月17日(水)に開催する。「手話講座」を開催するのは今回が初となる。
ローソンでは、全てのお客が不自由なく買い物ができる環境作りを目指すため、(一社)日本ユニバーサルマナー協会所属の講師による「手話講座」を開催する。
11月のデフリンピックの開催に伴い、聴覚障がいのある人の来店機会が増える可能性の高い競技会場周辺の加盟店従業員や当該エリアの本部社員合わせて約20名を対象に講座を実施する。課題を抽出した上で対象店舗の拡大を目指す。
ローソンでは2022年8月から、レンジでの温めの有無やカトラリーの必要性などを指差しで確認できるシートを全国の店舗のレジカウンターに貼付することで、聴覚障がいのある人の買い物時のコミュニケーションをサポートしている。また従業員が手話を勉強できるよう「トイレご利用ください」「からあげクンおススメです」など、ローソンオリジナルの手話動画も配信している。
2024年4月に改正障害者差別解消法が改定し、障がいのある人への合理的配慮の提供が義務化された際には、その年の定期採用社員入社式で、新入社員に「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」の手話の練習を実施している。