上新電機news|バーチャルPPAの運用をグループ各事業所で10月から開始
上新電機(株)(大阪府大阪市、高橋徹也社長CEO)は、関西電力(株)およびきんでんグループの白馬ウインドファーム(株)、関西電カグループのE-Flow合同会社とバーチャルPPAを締結して、10月から運用を開始する。
取り組みでは、和歌山県内に所在する白馬WFが所有する風力発電所(発電出力3万kW、年間発電量約6万MWh)で発電された電力のうち、約3万MWhをFIP制度を通じて運用し、再生可能エネルギーの環境価値(非化石証書)を、上新電機グループ各事業所で活用する。
これにより、年間約1万2570tに相当するCO2排出量の削減効果が見込む。
バーチャルPPAは電力需要家の敷地外に建てられた専用発電所で発電された再生可能エネルギーの環境価値のみを、電力需要家が調達する手段。FIP制度(Feed-in Premium制度)は、2022年4月に導入された、再生可能エネルギーを主力電源化するための支援制度。