スギnews|第1Q 1196億円6.3%増・経常利益2.7%減/23店を積極出店
スギホールディングス(株)(愛知県大府市、榊原栄一社長)は2019年2月期の第1四半期の決算を発表した。
売上高1196億4500万円(前年同期比6.3%増)、営業収益62億5500万円(4.2%減)、経常利益66億0900万円(2.7%減)、四半期純利益43億7100万円(2.8%減)と増収減益だ。
営業利益率5.2%、経常利益率5.5%。
スギホールディングスの23店舗の新規出店を考えると、利益を減らしても売上げを6.3%増加、最終的には、5%台の営業利益率、経常利益率を確保したことは評価できるだろう。
同社は差別化戦略として、第1に顧客に対するカウンセリング販売を強化、第2にプライベートブランド商品の開発、第3に調剤業務支援機器の導入による調剤部門の生産性向上、第4にウエルネスフェスタなどの行政・団体・地元企業と連携した地域密着・深耕策の推進、そして第5に間接材の調達方法の見直しや働き方改革などによるコスト低減活動の5つに取り組んだ。
第1四半期は23店舗の新規出店、18店舗の中・大改装、4店舗の閉店を実施した。5月末の店舗数は1124店舗(前期末比19店舗増)だ。