島忠news|年商1463億円0.4%減・営業利益0.3%増・経常利益2.1%減
(株)島忠(埼玉県さいたま市、岡野恭明社長)が、2018年8月期の業績を報告した。
営業収益は1462億7200万円(前年同期比0.4%減)、営業利益98億8800万円(0.3%増)、経常利益105億4100万円(2.1%減)、純利益は43億0100万円(31.5%減)だった。
営業利益率は6.8%、経常利益率は7.2%。
1960年に設立された同社は、60期を迎えた。低迷の続く売上げを回復するために、来店客数の確保を最重要課題に掲げ、食品スーパーの誘致や、百円均一ショップの展開、Tポイント導入による情報収集とポイント還元に取り組んだ。既存店売上高は99.3%と回復したが、営業利益、経常利益ともに計画には届かなかった。
同社は、2019年8月期から始まる「中期経営計画2021」を策定している。2021年8月期には、営業収益1500億円、営業利益140億円、ROE5%を達成するために、店舗開発、業態開発、コスト構造改革、経営インフラ整備等の構造改革プロジェクトに取り組んでいく。
2019年8月期の業績は、営業収益1483億8900万円(1.4%増)、営業利益90億1400万円(8.8%減)、経常利益92億7900百万円(12.0%減)、当期純利益63億1000万円(46.7%増)を見込む。